ご飯を普通に焚くのと手間がほぼ変わらないレベルの炊き込みご飯が美味すぎた話
暑い、暑すぎる、、トロけそうで、もはや料理をすることすら億劫です。しかし夏はまだ始まったばかり。ここで連日ビールに素麺では暑い夏を乗り切れそうにありません。
そんな中、先日夏バテしないように何とか栄養を摂らないと、と生のひじきを買って来たのですが、むー1日過ぎ、2日過ぎ、全く料理をする気が起こらない。さらに3日、4日、、賞味期限切れたし。。捨てる訳にもいかないし、煮炊きなんてさらにする気にならないし、どうしよう??今日で何とかしないと。面倒だけど取り敢えずご飯を炊く準備をまず始めたのですが、その時ふと思いました。
『ご飯と一緒にヒジキを炊いてしまえば何もしなくてもいいのではないか?』と。まはや炊き込みご飯を作るとかではなく、ただ火が通れば何とかなるだろうというやる気なし根性です。
しかし味付けを何もしないのも何ですが、出汁をいれるとか考える自体がすでに面倒くさい。そこで登場は困った時神頼み、日本が誇る万能調味料・醤油です。濃口。量は加減分からず、取り敢えず米一合に対して小さじ1杯にしました。
よーはあれです。米を研いで分量の水を入れ、そこにひじき100g(200g1パックだったがさすがに全部は多そうなので半分)濃口醤油小さじ1をいれて普通に炊くだけです。炊いている途中、蒸気に乗って醤油の香りが漂い何か期待膨らみます。さて出来上がりは?
炊き上がりがこちら→
色は淡く醤油色がついた感じで、もう少し色味あった方が美味しそうかな。ヒジキはふっくらしていて美味しそうに見えます。では全体を混ぜて実食。うん、何か雰囲気は出ているがご飯だけで食べるには塩気が足りない感じです。おかずがあればこれでも十分かも。僕は実験で塩1つまみかけましたが、これでだいぶ美味しさが変わったように感じます。満足を感じつつも2合炊いたので半量は残すことにしたのですが、次の日のことを考えておむすびしておいたら便利かも?と考え早速実行です。2日目のお昼におむすびを食べたのですが、ここもやはりおかずがないと味に飽きて来る感じはありました。ここも美味しい塩を一振りで。
2日間の炊き込みご飯生活でしたが、
・海藻を多く食べるのは結構大変ですが、この炊き込みご飯だと100gが簡単に食べられる
・何といっても手間がかからない
・2日分の調理が一度に出来てしまう素晴らしさ
がわかりました。
ここまで分かればあとは味付けの問題です。とにかく簡単であることが1番でしたので、少しづつ量を増やしてちょうどいい塩梅を探っていくことにしました。いくつかやってみて一番美味しく感じたのがこちらの方程式です。
“米1合+分量の水+濃口醤油大さじ1+ひじき好きな量”
これだと味はもちろん美味しいのですが、ご飯ににしっかり色や香りがついて、まるできちんと作った炊き込みご飯のように感じます。出汁がないせいか具材の味をより感じますし、おかずがあってもなくても食べ飽きません。2日目のおむすびでもこの配合のものが一番美味しかったです。
塩と組み合わせて味付けすることも考えたのですが、不思議なことに同じ1つまみの塩を炊く前に混ぜてしまうと塩気ってほとんど感じないんです。食べる直前に上から振りかける方が少ない量で効果絶大です。
ここまで来ると具材とか色々試してみたくなります。でもわざわざ買ってくるのも何なので、僕は冷蔵庫で余っている食材を使うことにしました。家では生姜をチューブで買う発想がなくて丸ごとを購入するのですが、これがまたしょっちゅう冷蔵庫でしなびていつも可哀想な状態。はい試しました。ヒジキ+生姜。ヒジキの形状に合わせて生姜は千切りです。ほぼ丸一個残っていたのでお米2合にそれを全部いれましたが、これが非常に美味!!ほんのり香る生姜が食欲を促進させます。夏バテ解消にもオススメかもしれません。
ちょっとだけ炊き込みご飯のメリットは?
・何か栄養を摂れた気がすること
・食べづらいもののカサが減るので食べやすい
・食材によって味付けを変える必要がない
・2日目のおむすびでさらに効率アップ
・ひたすら簡単
・冷蔵庫の残りものでご馳走感が出て幸せになれる!!
この開発に成功して以来どハマりしてしまい、今ではいつも炊き込みご飯が食卓を彩っています。食材の組み合わせ、バターをいれて和風ピラフとか、ナンプラーでアジアン風とか、色々考案してみたいと思います。追って報告いたします!
想像以上に美味しいので、皆様もぜひお試しください〜
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