七夕の日にやってきた奇跡~その1~

七夕の日にやってきた奇跡
~その1~

一人で気ままに始めた自営業。避けに避け、逃げに逃げていた人を雇用するという壁が避けられないことに気付き、まな板の上の僕です。

実は自分一人でやり続けることに色々な面で限界を感じ始めたのは今年の2月頃からでした。まーいざ人を雇うとなると面倒だったり不安だったりで中々重い腰が上がらず。僕の場合は自宅を住居と事務所で兼用としているので、見ず知らずの人を自宅に入れるって不安があるのです。それに働く側からすると見ず知らずの男性の家で働くって、その方がもし女性だったとしたら嫌ですよね。

しかも仕事も重い物の梱包だったり、難しい撮影業務に、工具を使う作業があったり←多分男性でないと嫌厭される内容、、しかも重量物を扱う力があり、画像加工が覚えられる物覚えのよさがあって、日中に副業的に働ける人っている訳ないし。。。

考えれば考えるほど条件悪いなと、求人を出すこと自体が長い間面倒になっていた訳です。

そんな中やることは増える一方で、知人に仕事を探している人がいないか尋ねてみたり、遠方に住む妹に手伝いを求めたり。妹は週に一度頑張って来くれていたのですが、5月に転職が決まり新しい環境に馴染むのも大変な状況でこれ以上頼むことも出来ずとなってしまったのです(1時間以上かけて来てくれていたので本当にありがたかったです)。6月、再度一人でやってみるも、家の中が物で埋め尽くされ作業に忙殺されて用事をしに外に出ることすら出来ない。こんなのずっと続けられる訳がない。もー無理!!となった訳です。求人がーとか言っている場合ではない!!

人を雇ったことがない自分にとって、
・求人方法はどうするか?
・媒体に載せる文章はどうやって書くか?
・給料をどうするか?
・どんな人が応募してくれるのか?
・そもそも応募があるのか?

不安山積みでしたが、やるしかない。求人媒体は以前、自宅の不用品を販売したことがある「ジモティ」で求人が出来ることを思い出し、予算もないのでそこに掲載してみることに。文面は、んー書いたことないけど応募して下さる方が知りたいと思う内容を何とか想像して、それを項目分けして見やすさだけを意識して考えました。給料は自分自身が時給という方式が何か嫌で、歩合という設定に。あと、こんな閉塞感溢れる世の中で、来てくださる方が少しでも希望が持てるような気持ちは込めたつもりです。

どんな人が応募してくれるか??毎日の作業に一杯一杯過ぎて、もはや梱包だけでも手伝ってくれる方が見つかればと藁をも掴む思いでしたよ。

掲載したのが7/2でしたが、1日経ち2日経ち、と、問い合わせが全くない。。やはり無理かと諦めて、次どうしようと考えながら寝て起きた3日目の朝、来ました。1件の面接希望が。

軽く自己紹介が書かれていたのですが、僕と年齢の近い女性で、ん?時計技師?友人と一緒に応募?

前述した通り、自宅作業なので女性1人だと厳しいかもだが2人ならいいかも!?時計技師って工具とか扱うだろうから、もっといいかも!?早速返信して面接をすることが決定しました。

当日お会いして、2人とも僕より背が高いことにビックリ。話を聞くと2人は親族で、お姉さんは潜水士やジムのインストラクターの資格を持っていて、体を動かす仕事をずっとされていたそう。妹さんはイラストを描いたり写真を撮ることを生業の一つにしていて、これって願ったり叶ったりなのでは!?

”はい即決です”

この記事を書いているのが7/24でもう数回来てもらいましたが、お二方とも物覚えがとてもよく、明るく元気で、一緒に働いていて楽しくエネルギーをくれる人達です。非常に嬉しい。これは後から気付いたのですが、面接があって初めて会った日、それは7/7の七夕でした。自分が本当に来て欲しかった人がやって来た!しかも2人!神様が願いを叶えてくれた!
が、実はこれは奇跡の序章でここからがスタートだったのですが、それはまた別の機会に。

という奇跡が起きた七夕のお話でした。「奇跡!」と思わず叫んでしまいそうなことが日常のふとした所で起こっているかもしれません。ぜひ感じてみてください。

 

 

 

 

この記事を書いた人

Nutmeg編集部書く人Hiroshi
40過ぎて突如はじまった自分の人生。肩書きなし、お金なし。あるのは奇跡的にあった出会いが全て。特技は食べること、で好き嫌いがないのと食べ残ししたことがないのが自慢。色々ないのが自分自身。この特技でどこまで楽しんで生きていけるか、素敵な仲間を見つけられるか、ないのはあるのと同じと気づけるか、それを人生のテーマにして生きている。
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